オーストラリアの水源についてはGreat Artesian Basinを参照。
アルテジアン帯水層とは、正圧下の地下水を含む閉じ込められた帯水層です。 アルテジアン帯水層には、帯水層内の水に正圧をかける不透水性の岩石や粘土の層に囲まれた水が閉じ込められています。
アルテジアン帯水層のスキーム:
1. 帯水層
2.不透水層
3.浸潤域
4.アーテシアンウェル
5. 飽和レベル
6. サブアルテシアンウェル
7. アルテジアン泉
1. 帯水層
2.不透水層
3.浸潤域
4.アーテシアンウェル
5. 飽和レベル
6. サブアルテシアンウェル
7. アルテジアン泉
アルテジアンウェルを生じさせる地層
人工井戸の模式図
U. S. Navy Seabees tapping the Tapping of Artesian Well
ivアフガニスタン・ヘルマンド州の人工井戸を叩く米海軍シービー隊員
このような帯水層に掘られた井戸を人工井戸と呼びます。
化石水の帯水層も、周囲の岩石から十分な圧力を受けていれば、アルテジアンとなり得ます。
先ほどの記述から、すべての帯水層がアルテジアン(帯水層上部の地下水位が大気圧と平衡している水位帯水層)ではないことが推測されます。) 帯水層の涵養は、その涵養ゾーンの水位が井戸の水位よりも高い位置にあるときに起こります。