紀元前40年、クレオパトラや古代エジプトのファラオたちは、蜜蝋を唇に塗って化粧品に使うという形で、初めてリップクリームを使いました(#trendsetters)。 今から数千年前、リップクリームは大きく進化しました。 1912年にはチューブ入りが発売され、1972年のウォーターゲート事件では、チューブ入りのチャップスティックにマイクが隠されていたという事件も起きています。
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では、リップクリームは具体的にどのような効果があるのでしょうか? それを説明しましょう。 お気に入りのチャップスティックを塗り重ねると、乾燥してひび割れた唇に潤いを与えているように思うかもしれません。 しかし、リップクリームにはワックスやワセリンが含まれており、これが唇の表面から皮膚の内部の水分が蒸発したり逃げたりするのを防ぎ、水密性の高いバリアを形成しています。
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しかし、リップクリームが効かなくなったときはどうしたらいいのでしょう? 一日中、何度もチャップスティックを塗っているのに、なかなか吸収されず、乾燥したうろこ状の唇の表面に留まっているような感覚は、誰もが経験したことがあるでしょう(これまでで最も不快な感覚です)。
唇の表面の乾燥した皮膚にリップクリームを塗ると、下の層が細胞を生成するための信号が妨げられます。 リップクリームの効果が切れると、肌は細胞を補充するための十分なターンオーバーを得られません。 そのため、唇の潤いを保つために、さらにリップクリームを塗るという悪循環に陥ってしまうのです。
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では、どうすれば唇の荒れを防ぐことができるのでしょうか? その答えは、私を含めた多くの人がもっと実行すべきこと、つまり水を飲むことにあります。 水分補給をして、H2Oを飲みましょう。 夜は加湿器を使って空気を湿らせましょう。 日差しが気になるときは、SPF入りのリップクリームを使いましょう。 そして何よりも、唇をなめてはいけません(私たちは皆、罪人なのです)。 私たちの唾液には酵素が含まれていますが、これは夕食に食べたおいしいハンバーガーを消化するためのもので、体の中で最も薄い皮膚を保湿するためのものではありません。
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では、皆さんの意見はどうでしょうか? チャップスティックは実際に効果がありますか?
ここでのポイントは、リップクリームをつけることは、タバコのニコチンやお酒のアルコールのような中毒性物質があるという意味での中毒性はありませんが、日常的につけることで習慣化されるという心理的な中毒性があるということです。 効果があるかというと、実際に必要なときには効果がありますが、不必要に使いすぎると効果がないこともあります。 ほどほどに、ということを覚えておいてくださいね。