ドイツ国歌の歌詞とは-第二次世界大戦後に変更されたのか?

2018年6月18日 12:42|更新日時:2018年6月18日 12:46。 2018年6月18日 12:46

2018 FIFAワールドカップで国歌を歌うドイツ.Picture: Getty

「ドイッチュラント」は「Das Lied der Deutschen」または「ドイツ人の歌」とも呼ばれ、1922年以来ドイツの国歌となっていますが、その歌詞はどのようなもので、ワールドカップではどの詩が歌われるのでしょうか?

「ドイッチュラント」の音楽は1797年にヨーゼフ・ハイドンによって作曲されました。 元々は「Gott erhalte Franz den Kaiser(フランツ・デン・カイザー)」と呼ばれていたこの曲は、神聖ローマ帝国の皇帝であり、後にオーストリアの皇帝となったフランツ2世の誕生日のために作られました。

1841年に曲に付けられた歌詞は、ホフマン・フォン・ファラースレーベンというドイツの詩人によって書かれたものでした。

ファラースレーベンの詩の第3スタンザのみが現在ドイツの公式国歌として使われており、2018年のFIFAワールドカップでも使用される予定です。

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Einigkeit und Recht und Freiheit /
Für das deutsche Vaterland! /
DANACH lasst uns alle streben /
Brüderlich mit Herz und Hand! /
Einigkeit und Recht und Freiheit /
Sind des Glückes Unterpfand; /
Blüh’ im Glanze dieses Glückes, /
Blühe, deutsches Vaterland! /

英訳:

統一と正義と自由 /
ドイツの祖国のために! /
これらに向かって私たちは努力しましょう /
心と手を合わせて兄弟のように!

第二次世界大戦後、ドイツの国歌は変わったのですか?

第一次世界大戦後、ワイマール共和国が誕生したとき、国は共和国としての威信を高めるために、「ドイツリート」を国歌にしました。

西ドイツも同様の理由で1950年代初めに国歌を採用しましたが、東ドイツの国歌は1949年から1990年まで「Auferstanden aus Ruinen」(廃墟からの復活)のままでした。

1990年にドイツが再統一されたとき、「ドイッチュラント」の第3連が国歌として確定しました。

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