私たちは毎日、着替えやシャワー、仕事など、好きなことや日常的な作業の大半に腕を使っています。 腕を伸ばすときに肘が痛むと、日常生活の中で必要なことをするのが難しくなります。
腕を伸ばすときに肘が痛むのには、さまざまな理由があります。
腕を伸ばすときに肘が痛む理由はさまざまですが、以下の理由を参考にして、理学療法士による治療が必要な理由を考えてみてください。
腕を伸ばしたときに肘が痛む理由
- テニス肘 – テニス肘は、肘の骨と手首や指を動かす筋肉をくっつけている腱に炎症が起きている状態です。 テニスラケットを振るなどの運動で肘を使いすぎたり、力を入れすぎたりすると、この腱が刺激され、炎症を起こすことがあります。
- 滑液包炎 – 滑液包炎とは、関節内にある液体の入った小さな袋である滑液包の炎症です。 滑液包は、腱が骨や筋肉と擦れ合うのを防ぐ役割を果たしていますが、肘の使いすぎや力の入れすぎで滑液包が炎症を起こすことがあります。
- 上腕二頭筋腱炎 – 上腕二頭筋腱炎は、上腕二頭筋と肘関節の内側をつなぐ上腕二頭筋の腱の炎症です。 重いものを持ち上げたりして肘を酷使すると、この腱に炎症が起こり、肘を伸ばしたり曲げたりするときに痛みを感じることがあります。
まれに、肘の痛みは脱臼の結果かもしれません。 肘関節は脱臼しにくい構造になっていますが、腕を伸ばした状態で転倒し、腕がねじれて肘が外れてしまうことがあります。 これが起こると、肘を曲げたり伸ばしたりしようとすると痛みを伴います。 この損傷では、顕著な腫れ、あざ、変形が見られますので、痛みの原因がこれであるかどうかは、通常、はっきりしています。
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