概要
目的：本研究は、慢性閉塞性肺疾患に罹患している非喫煙者の数と割合を明らかにし、その病因を調査することを目的とする。
対象者 & 方法：本研究では、2010 Global Initiative for chronic Obstructive Lung Diseasesの基準に沿ってCOPDと診断された計250名の対象者を対象とした。
結果：両群間の年齢差は、統計的に有意ではないことが証明された。
COPDの危険因子については、男性では職業上の暴露や初期の肺結核が多く、女性では受動喫煙やバイオ燃料の燃焼排ガスへの暴露が多いことがわかりました。
結論：本研究の結果は、タバコの煙とその成分だけがCOPD発症の原因ではないことを証明しています。また、非喫煙者であっても、ここで説明したいくつかの危険因子によってCOPDを発症する可能性があります。