腹水とは
膵臓がんでは、おなかの部分(腹部)に液体がたまることがあります。 これは腹水と呼ばれ、痛みや不快感の原因となります。 おなかが腫れたり、食事をしてもすぐに満腹になってしまうこともあるでしょう。 体を動かすのが難しくなり、横になっていても息苦しくなることがあります。 横になっても快適に過ごすことができず、横向きに寝るのも不快に感じるかもしれません。
快適に過ごせるように体液を排出することがあります。 そのためには、お腹に局所麻酔薬を塗って、お腹を麻痺させます。 小さな切り口を作り、液体を排出するための細いチューブを挿入します。 液体は再び溜まる可能性があるので、何度も排出する必要があるかもしれません。 初回の排液は病院に行く必要がありますが、その後は地元のホスピスで行うことができるかもしれません。 また、永久的なドレーンを設置して、自宅で地区看護師が定期的に液体を排出できるようにすることもできます。
腹水は、利尿剤と呼ばれる薬で治療されることもあります。
腹水の治療については、マクミランがんサポートに詳しい情報があります。
浮腫とは
足にも水がたまって、むくむことがあります。 これを浮腫といいます。 また、性器にも水腫ができることがあります。
浮腫みがある場合は、医師や看護師に伝えてください。
腫れがある場合は、医師や看護師に伝えてください。腫れを抑えるために圧迫ストッキングを勧められたり、体液の排出を助けるためのエクササイズを提案されたりするかもしれません。 また、フットスツールなどを利用して足を上げるのも効果的です。
水腫を治療するために、利尿剤と呼ばれる薬を処方されることもありますが、大きな違いはありません。