ランタノイド系列

ランタノイド系列(lanthanide series)は、周期表第3族の希土類金属に含まれる金属元素の系列である。 原子番号57のランタンは必ずしもランタノイドの一員ではないが、ランタノイドと呼ばれることもある。 ランタノイドは、原子番号58から71までの14種類の元素(原子番号の大きい順に、セリウム、プラセオジム、ネオジム、プロメチウム、サマリウム、ユーロピウム、ガドリニウム、テルビウム、ジスプロシウム、ホルミウム、エルビウム、ツリウム、イッテルビウム、ルテチウム)を含んでいる。 原子番号が大きくなるにつれ、4f電子軌道に入る電子が増える。 化学的にはカルシウムと同程度の反応性を持つ。 すべて3価の化合物を形成し、一部は2価や4価の化合物も形成する。 ランタノイドは同じような大きさをしているので、希土類のどの化合物も他の希土類と同じ構造で結晶化する可能性がありますが、化合物がシリーズをまたぐと、格子定数が小さくなり、結晶が密になります。

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