非アスピリン系の鎮痛剤(超強力なタイレノールなど)を毎日服用している女性は、服用していない女性に比べて高血圧になりやすいことが、新しい研究で示唆されました。
市販の鎮痛剤の多くは高血圧との関連性が指摘されていますが、タイレノールとして販売されているアセトアミノフェンは、一般的にそのようなリスクはないと考えられてきました。
非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)ではない唯一の鎮痛剤です。 その中には、イブプロフェン(AdvilやMotrinとして販売されている)やナプロキセン(Aleveとして販売されている)が含まれています。
しかしながら、今回の研究では、タイレノールを服用している女性は、血圧異常を起こす確率が約2倍であることがわかりました。
「これらの市販薬を高用量で定期的に服用している場合は、必ず医師に報告し、血圧をチェックしてください」と、ヒューストンのメソジスト・デベイキー・ハートセンターの心臓専門医で、今回の研究には関与していないクリスティ・バランタイン博士は述べています。
今回の研究では、ボストンのハーバード・メディカル・スクールとブリガム・アンド・ウィメンズ病院で行われたナース・ヘルス・スタディに参加した5,123人の女性を対象としました。
Use doubles risk of hypertension
結果は月曜日に米国心臓協会誌Hypertensionのオンライン版に掲載されました。